"かつて田中角栄が中東で日本が直接、現地国と交渉して油田を開発しようとすると、ロッキード事件を活用して、角さんと呼ばれ国民のアイドルだった宰相を追い込んだ。
ロッキード事件で田中角栄さんは実刑の有罪判決を受け、上告中に死んだ。
ぼくは、田中角栄首相が実際にアメリカのロッキード社から少なくとも5億円の賄賂を受け取って、日本の民間航路にロッキード製トライスター機を押しこんだとかんがえている。
もしも田中角栄さんが、金権政治という、アメリカに漬け込まれる深い闇を持っていなければ、日本とアラブ諸国が直接、連携する試みが一部は成功して、日本だけではなく世界の歴史が変わっていたかもしれない。
角さんが失脚すると、日本は国際メジャー石油資本と張り合う試みは一切途絶えてしまった。
… 青山繁晴の「僕らの祖国・手に取る希望の章」より抜粋"